2007年6月21日木曜日

窓使いの憂鬱 on Vista

日本語キーボードを英語配列で使用するために,「窓使いの憂鬱」というソフトを使っていた(日本語キーボードをもつノートPCのうちの1台のみ)が,Vista には対応しないということで,Vistaマシンでは Microsoft Windows Server 2003 Resource Kit Tools のRemapKeyを使って,CapsLock と Contol などの入れ替えだけを行っていた。

しかし,窓使いの憂鬱 に Vista 対応の非公式版があるらしいことがネット上に書かれており,2ch のスレッド「窓使いの憂鬱7」にリンクがあったため,ダウンロードして試用してみることにした。

以下,2ch の記事を引用:
-------------- ここから ------------------------------------

3 :名無し~3.EXE:2007/05/29(火) 04:24:39 ID:TOey6phb

vistaでの使用法および対応版に関する引用

666 :名無し~3.EXE :sage :2007/02/10(土) 08:12:05 ID:K+eZR5tm(5)
お待たせ
ttp://wing2.jp/~upploader/cgi-bin/up/src/up0882.zip
署名はオレオレなので、Vista x64ではテスト署名モードにする必要がある。具体的には
「管理者として実行」したコマンドプロンプトから、
bcdedit -set TESTSIGNING ON
を実行してWindowsを再起動する。これは1回だけでいい。
テスト署名モードで再起動する前にインストールするとドライバが署名されてないから
ロードできねーぞとプログラム互換性アシスタントが警告するけど気にしなくておk
テスト署名モードではx86で未署名のドライバを使ったときと同様、HD-DVDの再生等は
制限される。またデスクトップの四隅に「テストモード」と表示される。
元に戻すには
bcdedit -set TESTSIGNING OFF
アンインストールしないで通常モードで起動しても起動の途中で止まったりはしないけど
キー入力が一切効かない。その場合は再起動してF8押して「ドライバ署名の強制を
無効にする」を選ぶ。
あとドライバ常駐した状態で使ってたらさっき何の前触れもなく青画面になった。
ソースに最低限の修正を加えてコンパイルしなおしただけだから問題が残ってるかも。

再配布
http://jisx6004.client.jp/data/mayu/mayu-3.30.1.zip
---------------------------- ここまで -------------------

なお,設定ファイル .mayu の内容は次のとおり。
include "109.mayu"
#include "104on109.mayu"
#include "default.mayu"

# 104on109.mayu
def subst ~S-*半角/全角 = $GRAVE_ACCENT
def subst S-*半角/全角 = $TILDE
def subst A-半角/全角 = $ToggleIME
def subst S-*_2 = $COMMERCIAL_AT
def subst S-*_6 = $CIRCUMFLEX_ACCENT
def subst S-*_7 = $AMPERSAND
def subst S-*_8 = $ASTERISK
def subst S-*_9 = $LEFT_PARENTHESIS
def subst S-*_0 = $RIGHT_PARENTHESIS
def subst S-*Hyphen = $LOW_LINE
def subst ~S-*Caret = $EQUALS_SIGN
def subst S-*Caret = $PLUS_SIGN
def subst ~S-*Atmark = $LEFT_SQUARE_BRACKET
def subst S-*Atmark = $LEFT_CURLY_BRACKET
def subst ~S-*OpenBracket = $RIGHT_SQUARE_BRACKET
def subst S-*OpenBracket = $RIGHT_CURLY_BRACKET
def subst ~S-*CloseBracket = $REVERSE_SOLIDUS
def subst S-*CloseBracket = $VERTICAL_LINE
def subst S-*Semicolon = $COLON
def subst ~S-*Colon = $APOSTROPHE
def subst S-*Colon = $QUOTATION_MARK
#def subst *無変換 = *Space
#def subst *変換 = *Space
#def subst *ひらがな = *Space
#def subst *英数 = S-*英数
def subst *ReverseSolidus = *RightShift

keymap Global
mod shift += ReverseSolidus


#######################
keymap Global

# 変換 を $ToggleIME に
def subst 変換 = $ToggleIME
def subst *ひらがな = $ToggleIME

# CapsLock を LeftControl に変更
mod Control += 英数
key *英数 = *LControl

# 無変換を Alt に
#mod alt += !!無変換
#key *無変換 = *無変換
#key A-無変換 = 無変換

# C-H を Backspace に
key C-H = Backspace

2007年6月14日木曜日

グラフィカルなエディタ作成のための教材

グラフィカルなエディタを自前で作ろうとしている。ドローツールの作り方を解説した書籍があれば参考になると思うが,なかなか見あたらない。ようやく1つ見つけたと思ったら,絶版だった。

C Magazine に連載された記事を転載した下記のウェブページは,役に立つかもしれない。

エンタープライズ:ドローツールを作る

2007年6月12日火曜日

Samba 3.0 と SELinux

Fedora 7 の Samba 3.0 を設定したがホームディレクトリが共有できない。

SELinux の設定を Enforce モードから Permissive モードに変えたところ共有できるようになったため、SELinux の設定の問題と判明。
Enforce モードに戻し,SELinux 管理ソフトで Boolean の
  • Allow Samba to share users home directoroies
  • Allow Samba to share any file/directory read/write
をチェックした。ただし,レスポンスが非常に悪い。

上記のGUIツールを使わずに,
    # setsebool -P samba_domain_home_dirs on
# setsebool -P samba_export_all_rw on
としても効果は同じだが,エラーメッセージ "Could not change policy booleans" が表示される。

Linuxの設定で参考にしたページ

2007年6月10日日曜日

Fedora 7 の設定 (2): ATOKX for Linux

Sawaさんの憩いの場Fedora 7 に ATOKX for Linux をインストール」を参考にさせていただいて,ATOKX の設定をします。以下,コマンド入力部分は上記のページからの引用です。

【サーバの設定】
  1. gtk+ のインストール。
    # yum install gtk+
  2. ATOKXのCD-ROMから,atokx, iiimf, iiimf_conv をインストール。
    # rpm -ivh atokx-1.0-1.i386.rpm \
    iiimf-1-2.i386.rpm \
    iiimf_conv-1-2.i386.rpm

  3. ジャストシステムからパッチをダウンロードして当てる。
    # tar xvzfP iiimf-1-2.i386.patch03.tgz
    # tar xvzfP atokx-1.0-1.i386.patch01.tgz
    # tar xvzfP atok12ydic_2001.patch01.tgz
  4. AtokのOn/Off は標準では Control+Space だが,Emacs の set mark とぶつかるので,Shift+Space で on/off できるようにする。
    # touch /usr/lib/im/locale/ja/\
    atokserver/shift_space
  5. iiim と atokx を起動する。
    # service atokx start
    # service IIim start
  6. OS起動時に自動的にiiimとatokxが起動されるようにする。
    # chkconfig --add atokx
    # chkconfig --add IIim
【クライアントの設定】
  1. Fedora用にカスタマイズされた atokx_client をいただいて,元のファイルと置き換える。
    # wget http://fun.poosan.net/sawa/file/atokx_client
    # install -m 755 atokx_client /usr/lib/im/locale/ja/atokserver/atokx_client
  2. ログイン時にクライアントが起動されるようにします。
    $ ln -sf /usr/lib/im/locale/ja/atokserver/atokx_client ~/.xinputrc
    または
    # ln -sf /usr/lib/im/locale/ja/atokserver/atokx_client /etc/alternatives/xinputrc
  3. ウィンドウ下部に表示される [あ連R漢] が表示されないようにするには,Fedora Core 4 の update の iiimf-gnome-im-switcher をインストールし, gnome-im-properties を実行後,「言語ステータスバー」を無効にすればよいそうです。
    # rpm -ivh http://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/fedora/core/updates/4/i386/iiimf-gnome-im-switcher-12.2-4.fc4.2.i386.rpm
    $ gnome-im-properties

Fedora 7 の設定 (1): キーボードのマッピング変更

日本語キーボードを US (ASCII) 配列で使用していますが,[Control] と [CapsLock], [漢字]と[Escape]は入れ替えた方がこれからの作業しやすいので,まずその設定を行います。

  1. # cd /lib/kbd/keymaps/i386/qwerty
  2. # cp us.map.gz usx.map.gz
  3. # gunzip usx.map.gz
  4. usx.map を編集して,[Escape]<->[grave/asciitilde],[Control]<->[Caps_Lock]を入れ替える
  5. # loadkeys usx
  6. /etc/sysconfig/keyboardの KEYTABLE を usx に書き換える
  7. /etc/X11/xorg.conf の XkbLayout を "us" から "usx" に変更する
変換キーなどを利用するには,pc106を選んで,マッピングをasciiにすればよいのかもしれませんが,まだ試していません。

Liaison Orange




Fedora 7 と Ubuntu 7.04 のインストール

Fedora 7 と Ubuntu 7.04 を新規にインストールしました。Fedora 7 については Fedora Core 6 からアップグレードを試みましたが,例外が発生してうまくいかなかったので,新規にインストールすることにしました。

パーティションの構成は以下のとおりです(以前のまま切り直していません)。
  • /dev/sda1: Windows 2000 Professional)
  • /dev/sda2: /boot (Fedora)
  • /dev/sda3: 未使用
  • /dev/sda5: /var (Fedora)
  • /dev/sda6: swap
  • /dev/sda7: / (Fedora)
  • /dev/sda8: /opt
  • /dev/sda9: / (Ubuntu)
Fedora 7 から /dev/hda が /dev/sda に変更になりました。

Fedora の Grub は MBR にインストールしました。Ubuntu の方は grub を (hd0,8) にインストールして,Fedora の grub.conf に
   title Ubuntu 7.04
root (hd0,8) # または rootnoverify (hd0,8)
chainloader +1
というエントリを追加することで,Linuxのデュアルブートを実現しています。

なお,Ubuntu はパーティションを設定/確認する画面で「詳細」か何かのボタンを押して grub のインストール先を指定しておかないと,勝手に MBR にインストールされてしまうので,注意が必要です。

/home はそれぞれのルートパーティションに置きますが,ほとんどの実体は Fedora 側に置き,Ubuntu にはリンクをはる予定です。また,これまでもそうでしたが,public_html と Mail はサーバ(FreeBSD)上に置き,リンクを張って利用します。

キーボードは VAIO Type R Master の日本語キーボードを併用(Linux用のマシンはいわゆる自作機,VAIO は現在 Windows Vista 専用)しますが,ASCII配列の方が慣れているので,インストール時には US (ASCII) を選択しました。